養育費保証会社と弁護士代理請求の違いはなに?

養育費保証の特徴とメリット・デメリット

養育費保証とは
元配偶者の養育費の支払いが滞ったとしても、最低でも半年ほどは養育費の支払いを保証してくれる(立て替えて支払ってくれる)サービスのこと。

養育費保証は、書面での取り決めがあって元配偶者と連絡がつく方向けのサービスとなっています。

養育費保証ってどんなもの?詳しい内容とは?

養育費保証とは 保証料を支払って契約しておくと、養育費の支払いが止まってしまったとしても、元パートナーに代わって保証会社が一定期間 養育費を立て替えてくれるサービスです。 どんな人が使えるの? 養育費 ...

養育費保障の注意点

  • 誰でも保証に加入できる訳ではなく、審査は厳しめ
  • 養育費について取り決めをしていない人は、取り決めしてからでないと利用できない
  • 過去にさかのぼって請求することはできない

養育費保証サービスに加入するためには保証会社の審査があり、支払う側の人の職業や年収や勤続年数なども見られます。

ローンやクレジットカードや賃貸などの審査と同じように、年収が高く、勤続年数も長い人の方が信用度は高く、審査に通りやすくなります。

また加入条件として養育費について取り決めた書面が必要ですので、月々の金額や子供が何歳になるまで支払うかなどの細かな内容を決めていない人の場合、まずは養育費を支払う人と具体的な取り決めをする必要があります。

全てではありませんが、公正証書の作成や、保証会社に支払う契約料の一部を助成してくれる自治体もあります

保証会社ではできないこと

保証会社は、過去に支払われていない養育費の請求をすることができません。

保証会社があなたに代わって養育費の支払いを請求することは、弁護士法72条や73条に違反してしまうことになります。

過去の未払い養育費を請求したい人は、自分で強制執行をかけるか、弁護士に依頼して養育費を回収する方法があります
養育費保証が向いている人
養育費についての取り決めを済ませている人
養育費を支払う人の身元がしっかりしていて連絡がつく人
安心感がほしい人

弁護士代理請求の特徴とメリット・デメリット

弁護士代理請求とは
弁護士があなたの代理人として養育費の請求を行います。
取り決めがない人でも対応可能で、これから先の養育費だけでなく、過去に支払われるべきだった養育費の請求も可能です。
弁護士なら養育費保証ではカバーしきれない部分もサポート可能です。
  • 養育費を取り決めた文書がない人
  • 相手と連絡がつかない人
  • 養育費保証に加入できなかった人
  • 過去の未払い養育費も請求したい人

これらにどれか一つでもあてはまる人は、弁護士に相談してみることをお勧めします。

未払いの養育費について弁護士に質問できる無料相談はこちら

弁護士に依頼する養育費請求はどんなもの?

弁護士ができるサポート 養育費保証は基本的に元配偶者との関係が悪くない人向けのサービスなため、相手が連絡に応じてくれない場合や連絡先が分からない場合は利用できないことも覚悟する必要があります。 弁護士 ...

弁護士代理請求の気になる点

弁護士費用って高いんじゃないの?

一般的な弁護士費用は着手金・成功報酬・その他実費ですが、養育費請求は着手金無料のところも多いんです。

着手金無料はありがたいけど……
養育費を回収してもらった報酬はどうなるの?

成功報酬は受け取った養育費の一部からの支払いとなるため、原則手出しはありません。
相談は無料なので、ご自分のケースではどうなるのか話を聞いてから、依頼するかどうか判断されても良いと思います。

まずは話を聞いてみてから決めてもいいかも!

弁護士代理請求が向いている人
養育費についての取り決めがあいまいな人
審査に通らず養育費保証に加入できなかった人
過去にさかのぼって養育費を請求したい人

着手金・相談が無料の養育費未払い請求はこちら

-未払い養育費相談の選び方