養育費保証ってどんなもの?詳しい内容とは?

養育費保証会社

養育費保証とは
保証料を支払って契約しておくと、養育費の支払いが止まってしまったとしても、元パートナーに代わって保証会社が一定期間 養育費を立て替えてくれるサービスです。
どんな人が使えるの?

  • 養育費について書面での取り決めがある人
  • 元パートナーと連絡がつく人
  • 元パートナーが養育費保証の利用に同意している人

ずっと保証してくれるの?
契約期間は1年毎のところが多くなっています。
元パートナーが養育費を滞納してばかりだと保証契約の更新は難しく、打ち切られる可能性が高いです。

養育費保証はとても有難いサービスですが、養育費について取り決めをしていない人は利用できないので、取り決めがない人はまずは元パートナーの方と話し合いをする必要があります。

↓ 弁護士にLINEで直接質問できる無料相談はこちら!24時間いつでも受付中!↓

未払い養育費のご質問・ご相談はこちらから

養育費保証サービスは現在4つ

『小さな一歩』は新規申し込み受け付けを停止しているため、現在養育費保証サービスを行っているのは4社となります。

養育費保証プラス

運営会社 (株)Casa
URL https://www.casa-inc.co.jp/lp-youikuhi/
初回保証契約料 月額養育費の1ヶ月分
月額保証料 毎月1,000円(保証開始した月の翌月から)
補償してくれる期間 24ヶ月分、または36ヶ月分(※月額養育費換算)
申し込み条件 養育費が取り決めされた書面がある人、未払いの養育費がない人、支払者の連絡先等の情報がある人

養育費保証だけでなく、職探しや部屋探しもサポートしてくれるようです。

ミライネ

運営会社 (株)Mirail
URL https://mirai-ne.com/
初回保証料 月額養育費の1ヶ月分
月額保証料 プランによって異なる。月額1,000円または月額養育費の10%
必要書類 養育費が取り決めされた書面の写し、養育費受取人の身分証の写し、養育費支払人の身分証の写し
補償してくれる期間 最大12ヶ月、または最大24ヶ月(保証プランによる)

保証プランによっては、契約更新の際に更新料がかかります。

養育費保証

運営会社 (株)イントラスト
URL https://fair-life.jp/child-support/
初回保証契約料 月額養育費の100%
月額保証料 事務手数料500円、または250円
契約更新料 月額養育費の30%、または月額養育費の50%(※契約後2年目から年1回)
補償してくれる期間 累積立替え額が12ヶ月分になるまでは立替えが継続

すでに未払い養育費が発生している場合は別プランとなります。

養育費安心サポート

運営会社 アスクプロ(株)
URL https://yoiku.support/
初月契約料 プランによる(9,800円、14,800円、24,800円、月額養育費の50%)
月額保証料 プランによる(1,980円、2,980円、4,980円、月額養育費の10%)
補償してくれる期間 最低でも6ヶ月分

養育費を建て替え保証してくれるプランの他に、養育費を定額保証(月2万円、月3万円、月5万円)してくれる保険プランもあります。

養育費保証は審査が厳しめ

4社のうち3社はもともと家賃保証会社として業務を行っており、保証についてノウハウを持っています。

そのため養育費を支払う側の人の職業や年収、勤続年数などもしっかりと見て判断しています。

養育費について取り決めがあり尚且つ、きちんと支払ってくれそうな人を選別して保証を行うため、保証会社の条件に合わない人は加入することができません。

養育費保証に加入したくてもできなかった場合、どうしたらいいの?

すでに未払いの養育費がある場合

取り決めをしていてもすでに未払いの養育費がある場合、保証サービスに加入できないこともあります。

またこれから支払われる養育費に対しては保証がありますが、過去の未払い養育費については保証会社の対応外となります。

過去の未払い養育費については自分で手続きをして請求する方法と、弁護士に依頼して代理請求する方法があります。

養育費の取り決めをしていなかった場合

元パートナーに話し合いを申し込み、月にいくら、子供が何歳になるまで払ってもらうのか、取り決める必要があります。

取り決めの話し合いをサポートしてくれる保証会社もありますし、弁護士に依頼することもできます。

もちろんご自分で調べて作成することも可能ですが、ミスなく法的に効力のある書面にするために、弁護士や司法書士といった法律の専門家の力を借りる事をお勧めします。

相手の所在が分からない場合

これから取り決めをするにせよ、過去の養育費を請求するにせよ、元パートナーに連絡を取る必要があります。

相手の現住所や勤め先が分からず連絡が取れない場合、戸籍の附票をたどるなどして現住所を調べる方法があります。

債務名義のある書面がある場合、市区町村や年金事務所などに情報照会して職場を調べる方法があります。

↓ 弁護士にLINEで直接質問できる無料相談はこちら!24時間いつでも受付中!↓

未払い養育費のご質問・ご相談はこちらから

養育費支援(助成金)のある自治体

自治体によって、公正証書を作成する費用を助成してくれたり、養育費保証に加入契約する時の費用を一部助成してくれるところがあります。

-未払い養育費相談の選び方